The Pragmatic Ball boy

iOSを中心にやってる万年球拾いの老害エンジニアメモ

ソーシャル・ネットワーク


Facebookの創始者でありCEOであるマーク・ザッカーバーグFacebookを立ち上げるきっかけから、友人であり共同創始者であるエドゥアルド・サヴェリン、そしてウィンクルボス兄弟との訴訟までを描いた実話ベースの物語。

監督はセブン、ファイト・クラブ、ベンジャミン・バトンなどで知られるデビッド・フィンチャー



実績のある監督+人の人生を描いた作品ということで、あまりハズレはなく、期待できるはずの作品だと思って見ましたが、まさにその通りでした。

Facebookは今はだれもが知るSNSですが、
それができあがるまでの過程ももちろん描かれていますが、この映画では主にザッカーバーグの人間ドラマを描いています。

特に焦点があてられていたと思われるのが、友人関係。

世界最大のソーシャル・ネットワークを作り、数億人のユーザーを獲得した人間は、その成功とは逆に友人を失い、冷たい判断を下さなければならないようになってしまいます。しかし、ザッカーバーグ自身は結果とは異なり悪人ではなく、変わった人間ではあるが非常にピュアである というところが映画としてとても面白い素材だったのではないでしょうか。

映画ではこの点にフォーカスを当てて、丹念に作りあげられており、非常に感情移入しやすくよい映画に仕上がっているといえます。

またこの映画のギークの描き方も、よくあるようなスーパーハッカー的なものや、オタク的な要素(見栄えや振る舞い)などを軽蔑するような過剰な演出はなく、非常に的確になされていて好感をもてました。


冒頭で、訴訟について書きましたが、これはネタばれではなく、これを知っている前提でないと、時系列に沿った話と訴訟話が途中からなんの説明もなく混在してくるため、逆に話が分かりにくいかと思いますので、事前知識としては必須だと思います。