The Pragmatic Ball boy

iOSを中心にやってる万年球拾いの老害エンジニアメモ

Scrum Gathering Tokyo2011に参加してきた

Scrum Gathering Tokyo2011(Day2)に参加してきました。

といっても丸一日ScrumBootCampに参加したので他のセッションは全然見れませんでしたが。

Scrum Boot Camp

丸一日かけてScrumとはなんぞやという座学と実際にワークショップを体験して学ぶといったものでした。
4人〜5人のチームにわかれてワークショップは行いました。

・スプリント体験(チーム)
 まず午前の部では トランプを使ったもので、ものすごく短いスプリントを繰り返してゴールを達成する過程を体験するといったもので、これをやることにより気づいたことは非常に多く、今回やった中で一番よかったです。
会社でもすぐにできそうなので是非やってみたいエクササイズでした。

・プロダクトバックログの作成(個人)
家の掃除を題材にプロダクトバックログをつくるエクササイズ。
順序付けとどこまで必須なのかよく理解できました。

・見積もり(個人)
紙飛行機の作成、こよりの作成、トランプの並び替えの時間を見積もって、そして実際やってみるというエクササイズ。
全然見積とはあいません。

・見積もり(チーム)
今度は似たようなことをチームで見積もり。
個人でやるよりも安心感や確かさがあがる気がしました。

・見積もり(チーム)
今度はポイントを使って相対的な見積もりをするといったエクササイズ。
こちらは実際にせーのでポイントを各自がカードで出すことで楽しく見積もりができるだけでなく、ポイントが違った場合に、なぜそう見積もったのかということをチーム全体で共有することができ、これまでの見積もりよりも、より全員がゴールのための品質や手順などの共通認識がとれたように思えました。これもかなりよかった。

・スプリントの過ごし方(チーム)
ひらがなの表を手書きでメンバーの数×2個作成するという協業作業のエクササイズで、数名利き手と逆の手で書くという制約があり、余裕のあるメンバーが手助けしてこなすといった内容でした。

どれも座学だけでなく、実際にやってみることで気づいたり、納得したりすることが多く、やっぱり何事もやってみることが重要だと感じました。
アジャイルで開発を始める前に是非やっておくべき内容だと思います。

以下当日のスライド
Summary of Scrum Guide