The Pragmatic Ball boy

iOSを中心にやってる万年球拾いの老害エンジニアメモ

日本アンドロイドの会 3月定例レポ

日本アンドロイドの会3月定例イベントに参加してきました。
Ustreamhttp://www.ustream.tv/channel/android-seminar

SHARP Android 2011年春モデルの紹介とタッチ&トライ
感想:

IS05はあの小ささですべてソフトキーだから相当打ちづらい。。個人的にはナシです。
電池持ちに影響するアプリを発見するアプリを開発者向けにだしてくれるそうでこれはおもしろそう。赤外線のリクエストは結構あるみたい。
メモ:
電池持ちに影響するアプリを発見するツール
・WAKELOCK(PARTIAL_WAKELOCK)を監視
・WAKEUP(頻繁なの)を監視
同じことはadbで dump sys power でできる。
赤外線リモコンAPIを公開
005SH,IS05から対応している

新機種の紹介と開発者支援活動について
感想:
XOOMは使い心地はかなりいいっす!
シミュレータでは遅いですが、本体だと超さくさく動きます。
見た目も綺麗だし、ようやくiPadに対抗しうるものがでてきた感じが。
問題は、ちょっとずしっと重く感じるのと、バッテリーがどうなのか気になるところです。
今のAndroidだとたぶん電池持ちはお察し下さいだと思いますが・・
EVOは触れなかった・・
メモ:
EVO +525円でWimaxが使える。
WifiテザリングOKで8台までいける。3Gもテザリング可能(5G制限)

Androidサイクルコンピュータ
感想:
自転車にくっつけるサイコンというのを作っているみたいで、おもしろそう。
展示してもかなりくいつきがいいみたい。
長時間動作が必須のようでそのあたりいろいろ苦慮しているみたい。
高速起動でハイバネーションを入れようとしているみたいで、できたらすばらしい。
メモ:
OESF Embedded Master1という組み込み向けのAndroidを利用
CPUはarmadillo500FXベース。armadilloだとポーティングは楽らしい。
不要なモジュールを削除したり、UART追加したり、キーマップを変更したりしたくらい。
長時間動作に向けて、ハードの省電力機能で対応。
負荷に応じたクロック変更、CPUスリープなどを使用。
起動時間短縮には、ハイバネーションをやる予定。eLinux.orgのハイバネーションパッチを適用してAndroidで動くように改良する。

Titanium Mobile intro
資料:
http://public.iwork.com/document/ja/?d=%E6%97%A5%E6%9C%ACAndroid%E3%81%AE%E4%BC%9A_2011_47_03_47_07.key&a;=p278287629
感想:
Titaniumに関してよく理解できました。Look&Feed;を考えてUIの各プラットフォームの違いをTitaniumで吸収したり、TitaniumにAPIがなくても、ObjCやJavaでコードを書いてそこをJavaScriptから呼び出せば自分で拡張することができるなど、実開発をよく考えられたツールだということがわかりました。JavaScriptコンパイルしてるのかと思ってましたが、実際にはWebkitにのっているJavaScriptインタプリタで動いているとのことでした。
メモ:
HTML5はOS毎に実装状況が異なるのが問題。
TitaniumはJavaScriptだけで組む(NOT HTML
近日ブラックベリーにも対応する。
ObjectiveC/Javaモジュールで拡張できる(JavaScriptから呼び出せる)
3月後半にEclipse版もでる
ネイティブUI・・・それぞれのOSでネイティブの部品を使う。同じコードでも違う見た目を実現。
Androidではハードキー、サービス、インテントなどに対応している。
ネットのフロントエンドアプリは得意、アニメーション・エフェクトも得意。
画像処理APIがない。(自分で拡張するしかない)

Flash-likeにアプリが書ける開発環境Corona SDK
資料:
http://public.iwork.com/document/ja/?d=jag-presen.key&a;=p551264662
感想:
Titaniumのあとだとちょっと霞んだのが残念。マイナス面だけが際立っていた感じが。。
ゲームとかがさっくり作れるところがポイントみたいです。あとLuaで書けるとこ。
メモ:
言語はLuaLuaJavaScriptActionScript
UIのAPIOpenGL
仕組みは、OS・OpenGL・CoronaAPI・Applicationという階層。
Luaインタープリタを走らせて動いているらしい。iOSにもなぜか標準で入っている。
Titaniumのようなモジュール機能はない
各OS特有の機能はない。
Native UIサポートはない⇒5月くらいにスタート予定
ゲームエンジン物理エンジンがある
OpenALに対応
基本ライブラリはFlash
Native UIをサポートしていないので、UI作るのが大変。
開発環境はない
WindowsだとAndroidのみ
シミュレータは速い

tagletではじめる 誰でも簡単!ゆるふわWeb系NFCプログラミング
感想:
かなり面白いプレゼンでした。mixiにはこんなかたがおられるんですね・・
tagletおもしろそう。NFCが来そうな予感がしますね。
メモ:
RFIDにURLなどの情報をひもづけとくことができる。
RFIDと情報の紐付けはサーバー側で。
Androidからタグ情報をSHA2でHash化してサーバーに送信。